2013年4月10日水曜日

ゆるゆる

あれ、久々すぎてブログでなんて名乗ってたか忘れちゃったよ。
うーん、確かやなぎだったはず…まあいいや、はい、やなぎです。

浪人生活が思ったより楽そうでうっかり遊んじゃう予感がします。
というかぶっちゃけ割と遊んでまいえ何でもないです。

高校生活ほんと忙しかったもんなあ…。
毎度テスト週間と部活の〆切カブってボロボロになって、3年の夏に原稿で徹夜と3時寝を繰り返してる中朝から夏期講習でいよいよ朽ち果てそうになってという日々を思えばまあ浪人生活なんて楽ですよね。
あ、でも今年の国高祭でもOG本出すから結局夏は忙しいのかしら?
まあレギュラー授業始まってないから何とも言えませんけども。

やりたいことがないと勉強って出来ませんよね。
私が落ちたのは私がバカだったからじゃなくやる気の問題だったと思います。
ぶっちゃけた話私は大学進学にあまり興味がなかったので。
好きなことは色々ありますが、大学行ってまで研究したいことってなると見当たらないんですよね。
でも今の世の中大学行かなきゃろくな職に就けないというのは重々承知していますから行く気はいちよありますけども。

友人や先生からは、大学進学に対し「やりたいことをやりに行く」んじゃなくて「やりたいことを作りに行く」「やりたいことができた時にやれるような環境にする」というスタンスで考えればどうかと提案して頂きました。
この案に自分が納得出来ているかは正直微妙なところですが、そうとでも考えないと本当に遊びほうけてしまいそうなので、とりあえずはそう捉えることにしてみます。
まあ恐らく大学に行く理由さえ固められれば合格はそんなに遠い話じゃないと思うんですけどね。
ほら、B型って興味持ったことには張り切るっていうじゃないですか(笑)

とりあえずは目標を見つけることを目標にゆるゆる浪人ライフを生き抜いていこうと思います。
現役の人でも浪人の人でも何かヒントになることがあったらこっそり教えてくれると嬉しいな。

では、長々つまらない話を失礼しました。
やなぎでした。

2013年4月6日土曜日

幸福のしっぽ

ご無沙汰です
こんばんはこやまです(*∵*)

新しい生活が始まって1週間くらいたって、少し思うところあってブログ更新しに来ました



私がいま通っている大学は、
都会にあって華やかな、まあ、良くも悪くもほんとうにこの高校とは正反対な空気が流れるところです
まあ本当に良くも悪くも



そんな中で、二人のふしぎなおともだちができました


一人は、ベトナムからの留学生Uちゃん

ベトナムではあんまり勉強しても良い大学があるわけでもなく、留学する人が多いらしい
話聞いてるだけですごい面白い。グローバルですぜ
そんな彼女は関ジャニ∞大好きで、私よりがっつり日本に馴染んでおられる。
「池袋案内してあげる」って言ってドヤ顔でサイゼリアに連れてってくれました


もう一人はK君という人で

高校は進学校だったにも関わらず、高3で親と喧嘩して勘当され、高卒で就職したものの、大学にどうしても行きたくて辞表を出し、自力で勉強して現在に至る22歳
学費は自分で払ってるんだって、格好いいね
口癖は「俺はこの大学の授業で学べることはそんなに無いと思ってるね」
何故来た



「大学は、本当にに世界が広がる
だからこそ、本当に自分が行きたい学校に行け」

進路変更で悩んでた秋の私に、
板さんがくれた言葉です

いま浪人の道を選んだ人は、本当にかっこいい、応援しています
第一志望に落ちたわたしは、そんなクラスメイトの努力に恥じないように、自分で決めたこの環境で頑張ってみす
秋にやりたいことを見つけたので、大学の枠をちょっと越えて、臆病者なりに、やってみます

数年後にもっとおっきな人間になれてたらいいなあ




ヽ(∵ )人( ∵ )人( ∵)ノ<余談!

今日妹から「いたさん1年の担任だよ!」ってメール来ました
あのおじちゃんいつまでいるつもり

ちなみにわたしも「横道世之介」観ました読みました
入試が終わった翌日、一人で死んだ魚の目をして映画館に行きました
先のことで本当に悩んで辛かった時期で、この映画を見てぼろぼろに泣いて自分なりの決断を下しました
よい作品です、とても
原作者も、映画の監督も俳優さんもみんな好き



長々とごめんなさい!
またあなたに会えるのを楽しみに待ってさよなら!

2013年4月3日水曜日

最適化の話: 時間についての最適化、スループットとレイテンシ

ククク、私が受験に失敗したのではない… 私の偉大さに恐れをなして合格が逃げていったのだ!!!ひれふせ現役合格者ども!!!!


串カツです。浪人組です。

なんか思いの外更新が頻繁ですね。この悪くない感じの空気、いつまで維持できるか楽しみです。
…さて、今まで意地でも学校とは関係ない話を書いてきましたが、これからはそういうこと気にしなくていいので楽です。
今回は俺の人生における最優先目標たる最適化、その方法のひとつについて書こうと思います。
たぶん知ってると役立ちますよ?たぶん。

そもそも最適化とは

最適化とは何なのか。
まあ分野によっていろいろな定義があるので一概には言えませんが、ここでは
「ある行動や対象(物・概念問わず)について、特定の目的や観点から見たときに、条件を満たす限りでコストや消費する資源を小さく、利益を大きくする行為」
と定義してしまいます。

行動や対象
まず問題を定義します。例としてここでは「国高から立川駅まで移動したい」としましょう。
コストや消費する資源
この問題では「時間」「燃料費」「使用する道具の消耗」「金銭」「体力」等があげられます。
利益
前述のコストと同様です(が、コストとは逆の方向になります)。
条件を満たす限りで
「裏道は心配だから使わない」とか「信号は守る」とか「何分以上かけるわけにはいかない」とか「今は自転車がパンクしていて使えない」とかが挙げられます。
あなたが「金銭」について最適化したいのなら、徒歩か自転車を選ぶでしょう。
しかし、このどちらを選ぶかは「道具の消耗」や「体力」の消耗の許容範囲といった別の観点、また「自転車の場所や使用の可否」「天候」などの条件を考慮しなければ最適な選択はできません。
或いは「時間」について最適化したいのなら自動車か電車になるでしょう。
しかし自動車か電車かを選択するには、やはり「道具の消耗」や「体力」や「金銭」、また「渋滞の状況(不明であることのリスクも考える必要がある)」なども考慮する必要があります。
電車にするとしても、南武線を使うか中央線を使うか…
適当に選ぶのでも構いませんが、その結果損をすることになるかもしれません。
最適な選択肢の絞り込みには、優先する項目を適切に決定すること選択肢ごとの条件を熟知・推測することがとても重要なのです。

重要な概念

さて、今回は「時間」についての最適化の話をします。
しかも、ここでの方法を使えば他のコストはたいして増えないのでお得です。というより、この最適化をしない人は要領が悪いと言えるかもしれません。
普段から無意識に最適化している人もいるかもしれませんが、そのプロセスを意識してみるのは無駄なことではないでしょう。

これからの話で重要な概念が、スループットレイテンシです。
この2つを考慮して並列化できる行動の順番を調整することで、小さなコストで大きな利益(所要時間の節約)を得られます。

スループット

スループットとは、ここでは「単位時間あたりに実行可能な作業の量」と言うのが適切でしょう。
作業あたりにかかる時間の逆数」という表現もできます。
一般にはレイテンシは大きいほど良いとされます。
ここでいう「実行している」とは、「その作業に拘束されていて、他の作業ができない」ことだと考えてください。
(つまり、テレビを見ながら食事するようなケースでは、「テレビを見る」作業は実行しているとは言えません。)
たとえば「メールを打つ」という作業は、全文打ち終わるまでの時間をずっと拘束される(中断はできるが、完了までに拘束される合計時間は変わらない)ので、スループットが低いと言えます。
逆に、「メールを送信する」という作業は、送信ボタンを押す一瞬だけの時間しかかからない(結果を見るのは別の作業)ので、スループットが高いと言えます。

レイテンシ

レイテンシとは、「ある作業の実行が完了してから、その結果を得られるまでにかかる時間」と定義されます。
レイテンシが小さいほど良いものだというのはすぐにわかるでしょう。
たとえば、エレベータのボタンを押してからエレベータが到着するまでにかかる時間がレイテンシです。
ダビングを開始してから終了するまでの時間もレイテンシです。
パソコンを起動する作業は、スループットが高く、レイテンシも高いといえます。
レイテンシがあまりにも小さすぎて意識されないようなケース(たとえば銃のトリガーを引いてから弾が射出されるまでとか)もありますが、注意して考えればレイテンシはどんな作業にも存在します。

作業の分割

複雑な作業では、細かい単位に分解すると最適化が効率的になります。
「PCを起動してメールをチェックする」という作業はとてもスループットが低そう(=拘束時間が長そう)ですが、
「PCを起動する」「メーラーやブラウザを起動する」「閲覧するメールを選別する」「メール本文をチェックする」などの作業に分割するのです。
すると、前半の2つは実は拘束時間がとても短いことがわかります。対照的に後半の2つは拘束時間が長いですが、レイテンシは小さいこともわかります。

並列化

道端の落葉を掃除したいとしましょう。
普通にやれば、2人同時に作業すれば1/2の時間で作業は完了します。3人で1/3、4人で1/4。当然のことです。
しかし作業を同時に行う、といっても前述のように「拘束されている」状態では他のことはできません。
でも「作業が完了して結果を待っている状態」だったらどうでしょう。
PCのスイッチを押してから操作できるようになるまでの時間にタバコを吸いにいくサラリーマンなど、良い例です。
「高いレイテンシの時間に、他の作業のスループット部分の時間を重ねられる」ことは想像に難くないと思います。
洗濯機を回してから完了するまで洗濯機の前で立って待っている人などいません。その高いレイテンシの間に他の作業をします。
これが並列化による最適化です。

しかし、並列化できない作業があることを忘れてはいけません。
PCのスイッチを押してから起動するまでの間にブラウザを開くことができないように、洗濯機が停止するまでの時間で洗濯機の中のものを干せないように、作業には依存関係があります。
そんなこと当たり前なので、注意深く考えるほどではありませんが、これを忘れたりすると、カップ焼きそばのお湯を抜く前にソースをかけてしまって泣くことになったりします。
また、依存関係が多いとそれだけ並列化の効果も出づらくなるので、結構やっかいです。
でも諦めないでください。後の例で示しますが、場合によっては依存関係は解消できることがあります。

作業の順番

具体例として、カップ麺を作る(食すことが可能な状態にする)作業を時間について最適化しましょう。
この作業は「包装をはがす」「フタを空ける」「側面の説明を読む」「粉末スープとかやくを入れる」「お湯を沸かす」「お湯を注いでフタをする」「調味油を入れる」の作業に分けられます。
「包装をはがす」→「フタを空ける」→「お湯を注いでフタをする」の依存関係を忘れて、フタの上からお湯を注がないように注意しましょう。
また、沸かすお湯の量は普通は説明を読むことで判明するので「説明を読む」→「お湯を沸かす」の依存関係が存在しますが、この依存関係は、容器の見た目から判断して多めに沸かすことで解消できます。
その上で依存関係を考えると、最初に着手可能な作業は以下のとおりです。

  • 包装をはがす (→フタを空ける→粉末スープとかやくを入れる…)
  • お湯を沸かす (→お湯を注いでフタをする)
  • 側面の説明を読む
まずどれから手を付ければ良いのでしょうか?
まあ考えるまでもありませんが、「お湯を沸かす」作業を最初に実行するべきですね。
場合によっては、お湯を沸かしはじめてから「カップ麺を選ぶ」という作業をはじめることすら可能です。
「お湯を沸かす」作業のスループットは水を用意して火にかけるまでの僅かな時間です。
しかしそのレイテンシはとても高い。その間に包装をはがし、説明を読み、粉末スープとかやくを入れましょう。
あとはもう考えるまでもありません。

この話を一般化すると、
高レイテンシ(かつ高スループット)な作業から順番に実行し、そのレイテンシの時間で低スループットな(拘束時間が長い)作業を実行する
というポリシーに辿りつきます。
これこそが「並列化による、時間についての最適化」です。
考えれば当たり前のことでしょう?
このことを常に意識していれば、たとえばスーパーで沢山の買い物をする時にも、
『レジで商品を提示する作業は高スループット(カゴを置くだけ)だが高レイテンシ(ひとつひとつの商品のバーコードを読みとる)だ… このレイテンシを利用して別の作業を並行して実行したい…金を出す作業があるな。 しかしこれは商品の提示の結果が出て合計を確認する作業に依存している…この依存関係を解消するにはどうすればいい? …金を出す作業のうち札の方は高スループットだから無視しよう…小銭を合計金額に依存せず用意するにはどうする? …よし、5・50・500円玉を1枚ずつ、1・10・100円玉を2〜3枚ずつ握っておけば財布から出す作業の一部を金額確認までのレイテンシで実行できる…』
とか考えるものかは人によると思いますが、とりあえず金額が出た時点でカード払いでもないのに手に小銭を握ってない人は、時間の最適化を全く考えてないと言わざるを得ません(もしかしたら「考える面倒」について最適化しているのかもしれません(笑))。

時間とは資源です。
時間に限らず、資源は可能なら有効活用したいものです。
そのために、常に頭の片隅に最適化を愛する気持ちを置いておくのです。
それがきっとあなたの人生を、よりケチくさく、そして豊かにしてくれることでしょう。