2013年12月29日日曜日

後編(さすがに本文が長すぎるのでタイトルは短くします)←既に長い

何の話をしていたのだったか……
たぶん
アイデア湧く→小説書きたい(脱線)
の流れだったはずなのでそこら辺の話から。

自分で小説が書きたくなるのは必然のことで、じゃあ何を書くか?
もちろん今までに溜まっていた不満を解消したいので、プログラミングメインか魔法メインの話になるわけです。
まあ魔法が絡むと俺の求める水準でのプログラミングが書けないのは火を見るより明らか、というかここでの「火」というのは現代においていまひとつ説得力に欠けるので新たな表現として「我思う故に我あることよりも明らか」とか「私が哲学的ゾンビでないことよりも明らか」などを提案したいところですが冗長ですね。ここはシンプルかつ無駄のない表現として、よくある数学書を参考に「自明である」「証明は簡単であるから読者への宿題とする」などをおすすめしておきます。

それはともかく、現実的なプログラミングと魔法とは俺の求める水準で両立しないのは自明でしたので、では別々に2作品書くしかない。
どちらを先に書こうかという話は、片方飽きたらもう片方、という風に並行して(しかし並列ではない)書けばいい話なのでここではスルー。

で、ここでやっと逸れていた話題が戻ってきてアイデアの話になるわけです。
浪人なんてただでさえ毎日試験前のようなストレスが溜まるものなのに、折しも時は冬、センターまでの日数も残りあと僅か。
まあ創作が捗るわ捗るわ。
とはいえこれはぁゃιぃお薬でブーストしているようなもので、ヒゲ生やした配管工の食うキノコと違って副作用が出るわけですが……それは我々浪人生が身を持って実験済みで、それでもこうして恥を晒してブログなんか書く余裕は残っていることがわかったので、これで後輩も安心です(何が)。


さて、とりあえず近況報告はこんなところで……あとは季節の話か。
んじゃ魔法の話から繋げます。
魔法の存在や魔法のある社会の在り方に違和感を持たせたくない、となると徹底的に設定を深めていくのが一番楽だと考え、そのやり方を試してみています。
魔法そのものの仕組みや原理の話はここではどうでもいいのでスルーして、とりあえずストーリー上、異世界が必要だろうというところまで来たわけです。
設定の都合上、地球だとか太陽系だとかの物理的な環境はほとんど同一で生物や知性だけが異なる、言ってみれば並行宇宙での地球みたいな場所を考えることにしました。

では、そこはどういう社会か? 魔法が使える人間とそうでない人間がいることにしよう。
文明レベルはどの程度か? 世界大戦で電気系の技術が一切失われるくらいの大破壊のあと再興した、中世くらいのレベルの文明にしよう。
と、いろいろ考えていて思ったわけです。

・魔法が使えるなら科学の発展の順番はだいぶ違うだろう
例えば電気なんかは電池が開発されるまで研究が大して進まなかったわけですが、もし電気を操れる(←実際には意味不明だけど。操れるのは電場か?電荷か?)魔法があったら、電池の開発を待たずに照明や有線・無線通信、モーターなどが開発されていたかもしれない。メッキもできるだろうし、そこを切り口に化学も進歩するだろう。
例えば魔法で熱を操れるなら、製鉄技術はもっと急速に発達していたかもしれない……なんて感じです。
つまり、現代の社会を基準に考えるのは全くあてにならず、中世あたりの文明を把握した上で自分で進歩を考える必要があるわけです。
さてここで問題。

Q. 俺の世界史テスト最低点は?
A. 11点

というわけで、国高時代に地理・歴史を真面目にやってこなかったことを今更ながら後悔しています。
自分で本を読んで知識を得ようにも、

「糸を『ほぐし』、繭から『巻き取る』様子をアリストテレスが記録している。」[4] ……アリストテレスっていつの時代のどこの人だっけ?
「第一次十字軍が組織され、ヨーロッパ人は小アジアで、シリアで、パレスチナで反攻に転じていく。」[4] ……はぁ。それどこ?

こんな調子で読んでるので一向に頭に入ってこないのです。
ほんと、世の中いつ何が役に立つかわからないですね。
真面目に勉強しておくものです。
ただし古文漢文、テメーらはダメだ [5]。

・そもそも暦が違うよね
そもそも曜日というのが宗教的な理由で定められたもので、週が7日である必然性あるか? 春分日が3/21である必然性はあるか? と考えれば当然無いわけです。だって俺無宗教だし。
(もっとも、存在するとは知覚されることだ、と考えれば今の世界を存在させているのは自分の意識であるから、つまり世界は俺が存在させている! 崇めよ、我こそ神なり!! ……という発想もできるのですが。)
それでも今の暦が使われ続ける理由は、強いて言えば過去の暦や文化・慣習との適合性の問題。つまり旧弊を引きずっているのです。
世界ではより良い暦を作ろうなんて活動がいくつかあって、そういったものの中には「年によらず日付と曜日の対応が一定だからカレンダーを作り直す必要がない!」みたいな暦もあります。
文明をリセットできるくらいの武力のある文明なら、暦とかの運用も少しは合理性重視でやってるんじゃないの? とか考えたところで、ならば自分で暦を作ってみようということになり、ついこの前簡単に作ってみました。
冬至が1/1、閏年はグレゴリオ暦でなく修正ユリウス暦を参考に、曜日と日付の対応を一定に、休日は現代の暦に近くして30%、閏年で増える日は11月に挿入、12月は必ず30日、四半期の日数を均等に……といった感じです。
もっとも、そちらの分野に詳しい知り合いがいないので妥当性のほどはわかりませんが。
とりあえず、自分が日常的に受け入れているシステムや慣習が、どれだけどうでもいい文化や歴史に引きずられているかというのがよくわかりました。
ほんと常識は一度は必ず疑った方がいいです。

・言語
合理性を求めて暦を作ったとなると、やはり文化・文明の根幹たる言語も同じ視点で見てみたくなるわけです。
計画言語(人工言語とも言う。特にその中でも国際補助語)にもいろいろあります(InterlinguaとかBasic EnglishとかEsperantoとか)が、おもしろいものを見つけました。それは

ロジバン(lojban)

です。解説はgoogle先生やwikipediaに任せるとして、個人的に面白いのが、文構造の「括弧開き/括弧閉じ」を表現する語が存在すること。だから例えば日本語で発生する
「頭が赤い魚を食べた猫」
の解釈の問題[6] みたいなのが発生しないわけです。
あとは、述語論理ベースになってるとか。まあここら辺はプログラマとして見たときに構文解析しやすそうだなー、とかの話ではありますが、つまり文構造の曖昧さが排除できるってことです。
もちろん人間が使う言語なので意味の曖昧さをわざと残すことも可能で(というかそうでないとまともに喋れない)、実によくできた言語です。
あと、例えばエスペラント語では少なからぬ語が英語などのそれを取り込んだものだったりしますが、ロジバンではそういうところの中立性にも気を配っていて、「あからさまに○○語由来っぽい語」みたいなのがありません。

なんか若干話題が逸れた気もしますが、要するに「異世界の進んだ文明が合理的かつシンプルで実用的な共通語を作ろうとしたらまさにこんな感じだろうな」というイメージにジャストミートする言語が見付かって嬉しいな、という話でした。
(ちなみに、合理的とかシンプルとかを気にしなかった場合、人工/自然に関わらず異世界っぽい言葉はもっと沢山あると思われます。)
あと、また話が逸れますが、言語といえば、
『図書館の魔女』 [7] と『言語都市』 [8]
の2作がすごく面白かったので是非読んでみると良いと思います。
というかこんなクソみたいな記事を読む暇があるのなら絶対にこれらを先に読むべきです。

……そろそろ文明の話はいいですかね。ネタはまだまだあるのですが。
というか季節のネタじゃなくて暦のネタになったけど、まあいいか。許してちょんまげ [9]。


あと、時事ネタか……まあ「許してちょんまげ」とか使ってしまう時点で流行に疎いのはバレバレですが、俺の中で時事と言えるのは政治かラノベ新刊かアニメ新番組くらいなものなのでアニメの話しましょう。
一日中PCに向かっていることが苦痛でないインドア派俺にとって季節がどうでもいいものかというと、実はそんなことはありません。
正確には、旬だとか季節感だとかは本当にどうでもいいのですが、
・本や光学メディア保管やPCの寿命を縮めないための湿度と温度の管理
・新番組(アニメ)
この2点において、そしてただそれだけの理由で季節は意識します。

というわけで、今週も多くのアニメが最終回を迎え、来週から新番組が始まります。
四半期ごとに入れ替わるアニメにも流行みたいなものがあって、まあ主にメディアミックス(コミカライズ、ノベライズ、ゲーム化等)の活発さ、二次創作の活発さ、セリフやネタの活発さ等を調べることでおおよその流行度を確かめることができます。
セリフは2013秋で言うと「にゃんぱす」とか、少し前だと「駆逐してやる」「僕と契約して○○になってよ!」「あたしって、ほんとバカ」、かなり昔だと「嘘だッ!!!」「それと便座カバー」などでしょうか。最後のは少し違うかもしれないけど。
メディアミックスなんて最近は(もしかして随分昔から?)当たり前のように行われていますが、まあ活発度の差はあります。
二次創作は画像投稿サイトと同人誌即売会を見るのが早いですね。
そういえば今日からコミケでした。これは立派な時事ネタですが、残念なことに俺は行けないので……(当たり前だ)
今回の参加者数は何人になるのでしょうか。コミケはメッカの巡礼に続いて世界2番目の動員数らしいですね。たしか今年の夏は参加者59万人だったとか。
日本で最下位の鳥取県の人口が59万人くらい(2010年)なので、かなり笑える状況です。
来年こそは行きたいなぁ。

俺が特に好きな/期待するアニメは、癒されるものが多いです。最近だと、きんモザ、にゃんぱす、GJ部あたり。
百合+日常系も好きですがここで引かれるのもアレ(今更か)なのでおいといて、特に好きなのは獣耳(ケモミミ)。
ケモミミいいですよね。2013秋はOBCと東京レイヴンズがケモミミ担当でした。2014冬は東京レイヴンズの続きと、ウィッチクラフトワークスらしいですね。楽しみです。過去の作品だとDOG DAYSなんかが最高です。
ただ、ケモミミ自体もいいけど、やっぱモフモフの尻尾は外せませんね。本物の猫が嫌いなこともあってか、俺が好きなのは猫耳ではなく犬/狐系ですが、あのふかふかの尻尾をもふりたい。枕にして寝たい。
エキノコックスがどうとかのツッコミはしないでください。RPGの主人公がトイレに行かないのと同じことで、二次元に寄生虫なんて概念は存在しません。というか寄生虫はそれはそれで興味深いので寄生虫アニメとかあったら間違いなく見ますね。ひぐらしか。


これで季節と時事ネタはOK。ノルマクリア達成だドン!
次は頑張って読むに堪える短い文にします。

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[4] 大聖堂・製鉄・水車 中世ヨーロッパのテクノロジー (講談社学術文庫、ISBN978-4-06-292146-6)
[5] http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E3%81%9F%E3%81%A0%E3%81%97%E3%81%A4%E3%81%91%E3%82%82%E3%81%AE%E3%80%81%E3%83%86%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%81%AF%E3%83%80%E3%83%A1%E3%81%A0
[6] http://togetter.com/li/567493
[7] 『図書館の魔女』 http://book.akahoshitakuya.com/b/4062182025 / http://book.akahoshitakuya.com/b/4062182033
[8] 『言語都市』 http://book.akahoshitakuya.com/b/4153350087
[9] http://www.weblio.jp/content/%E8%A8%B1%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%A1%E3%82%87%E3%82%93%E3%81%BE%E3%81%92

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来週もまた見てくださいね〜!
じゃーんけーん……髪の毛何本!(両手のひらを向き合わせ指を互いの手に向けて乱雑に動かし、モジャモジャとした様子を表現するジェスチャー。悪戯に成功した小学生のようにニヤニヤした表情で)
うわぁ、おまえの髪の毛{0、2、5から選択}本なのかよーーwww
うふふふーー(笑)

2013年12月28日土曜日

前編

> 今は多分みんな勉強忙しいのだろうけど(串カツ君以外)終わった時にまた騒ぎたい。

うるせぇ! こっちだって親の目をかい潜って毎日毎日懲りずに図書館通いして本(主にラノベ)読み漁ってんだよ![1] 忙しいんだよ! まあ明日から一週間は閉館だし確かに忙しくはなくなるけど。
……などということが親に知れたら今度こそ家を追い出されかねないので、万が一保護者各位がここを読むことがあっても、くれぐれもお互いの間で話題にしないようお願い申し上げたく [2]
「時間が無いと言い訳するな、時間は作るものだ」と昨年度から散々言われ続けたので、時間を創造とか胡散臭い神みたいなレベルまでいかなくても、勉強時間を削って時間を作って本を読もうと俺なりに努力してきました。言われた通り頑張ったのになんで文句言われるのでしょうか……


お久しぶりです。
流石に来年もネタであけおめメールを送るとか野暮なことはこれっぽっちも考えていない串カツです。
二番煎じは大抵先発を超えられないものなので、ここで潔く退くのが(社会的に)長生きする秘訣です。皆さん長生きできるといいですね、もちろんこのご時世、長く生きたその分だけ長く苦しむことになるでしょうけど。皆さん長生きできるといいですね、ほんとに。

さて、そうは言っても年末年始……というのは口実で、1年前の投稿にもある通り俺は人間が理不尽の蓄積たる歴史と理性の上位に位置しなければならない宗教のエッセンスを抽出して勝手に決めた暦なんて心底どうでも良いわけですが、やはり旬な話題を提供するという観点からは時事ネタ、季節ネタ、近況報告がベタなわけでして、せっかくの年末という時期を利用して今回はこれらに関連した話題を使うことにします。
……ま、実際は『「いつから一円玉が1gだと錯覚していた?」』とか『ぼくの考えたさいきょうのゲーム用OS』とか『抽象化入門 コスプレじゃない方のレイヤーの話』とかマニアックというか目の付け所がシャープすぎて視力の悪い人が顔を近づけるとプスッと刺さっ……じゃなくて、シャープすぎてもはやブログに上げる意義があるのかすら疑問(というのは甘すぎで、本心は「自分のブログでやれやハゲ」なんですけどね)な記事がまだ書き上がってないのでパスしたら季節非依存の大したネタが残らなかっただけですが。


唐突ですが、どうも俺はやりたくもないタスクが溜まると(決して「やりたくもないことに忙しくなると」ではありません)分野を問わずアイデアが湧いてくる質らしく、国高にいた頃から試験前になるとアルゴリズムやら数学やらの面白そうなことを思い付くととりあえずメモ、ついでにそのまま実装・実験、テストは散々、成績落ちる、つわものどもが夢のあと(意味不明)。

で、少し話が逸れるのですが、ラノベやアニメ、それらに限らずファンタジーを楽しんでいると、割と頻繁にある種の疑問や不満に捕らわれ、楽しく読みきる前に否が応にもそれらを認識せざるを得ず、一気に冷めることがあり困っていました。
それは……

・みんな「ハッキング」を強力に使いすぎ。
べつに夢を見るのは勝手なんですけど、何でもかんでも「ハッキングした!」とか「企業/政府/組織のコンピュータに侵入して」とか何度も気軽にやられるとさすがに萎えます。本来ならコンピュータやITは本編に全く関係ないただのギミックなのに、その見栄を張った描写ひとつで「あ、続き読むのやめようかな」となります。
"Deus ex machina"に技術を使うのは勘弁してほしい……
皆さんは「この車を改造した! 乗れ! 時速400キロで空を飛べる! ミサイルを追いかけるぞ!」なんてセリフが冗談でなく真面目に出てくる小説読みたいですか?
よくある「ハッキング」は業界の人の目にはこういう風に映っているものと思ってください。そして真実を見極められる濁った目を手に入れてしまった我々をときどき哀れんでください。

・魔法ですか、なるほど。で、それで何ができるの?
魔法は大いに結構ですよ。問題は、「魔法という技術/システム/法則で何ができて何ができないのか」が物語から全く見えない作品に出会ったときです。
例えば某マルヒョイがスリザリンにいる小説とかでも良いですが、何かひとつ適当に魔法が重要な作品を選んで、次の問いに答えてください。
「その作品での全ての魔法を使ってできること、あるいはできないことは?」
俺の覚えている限り、これに答えを与える作品は数えるほどしかありません。
べつに答えがなくても良いのです。俺も「魔法が活躍する物語」を求めているわけで「僕/私の考えたカッコイイ魔法体系の解説書」を読みたいわけではありません。
では何が気に入らないか。
それは、様々な困難や問題に対して考えられる「それなんで魔法で解決できないの?」「そもそも魔法があってどうしてそんな問題が起こるの?」みたいな疑問が全くと言って良いほど解消できないことです。
一言で言えば、「納得感がない」といったところでしょうか。
これは物理学あたりではなかなか起きない現象かと思われます。まあ化学や生物学は知りませんが。
科学は現実の説明を中間目標として最終的に原理の解明を目指しますから、「こういうことはできない」「こういうことをするには○○が障害となる」というような制約が割と明確にわかります(例えば永久機関が作れないだろうとか、これこれの方式の発電が効率が良くどれだけのエネルギーを取り出せるだろう、など)。
対して多くの物語においての魔法にはそのような制約が提示されていないように思います。だから、沸き上がる万能感や不足感に根拠を与えられず、魔法が都合のよいものに見えてしまい、物語に没入できないのです。


で、ここからが本題なのですが(前置き長すぎ)、長い間コンテンツ消費専門のヲタクとして劣等感があったというか勝手に自虐してきた俺は、考えたわけです。

無ければ作ればいいじゃない! [要出典]
    ——マリー・なんとかネット
(ドットネットでないことだけは記憶している)

まあそこら辺の屈折感は「わあ、EXCEL使えるの?パソコン得意なんだ!」とかいうふざけた言葉を聞く度に思い出すことでもありまして、そもそもパソコンは道具だろうに得意とは何なんだ。
「わあ、文字書けるの?シャーペン得意なんだ!」と言われた学生の気持ちを一度想像してみろ。ツッコミどころが多すぎて鼻毛伸びるわ。

……話が逸れましたが、つまり「EXCELとかフォトショ使う」とは所詮は与えられた道具を使うことにすぎず(もちろんそれにも技術は要りますが)、言ってみれば特定のゲームが強い人みたいなもんです。

マリオカート強いんだ? へぇ。それはともかくウイイレやろうぜ。え、出来ない? ゲーム得意じゃないの?

まさに井の中の蛙ですね。胃の中の蛙、溶ける。
胃の中にいた蛙のツイッター「胃の中わず」

また話がそれた。強いといっても所詮はゲーム内。外の世界では、まあ……うん。どんまい。
じゃあどうするかというと、全てのジャンルのゲームに強くなるのも不可能ではないだろうし一つのやり方ではあるのでしょうが、テトリスで4列同時消し縛りプレイばかりしている俺には、ぷよぷよで同時に全てを消すのでなく連鎖を組むということすら難しいのです。

ならば残された道を選ぶのみ。ゲーマーとして三流なら、ゲーマーの一段上のレイヤーに身をおけば、すなわちゲームをプレイするだけでなく作る人間になれば良いのです。
使われる社畜の地位が嫌なら、使う側になれば良いのです。そして社会は回る、新たな歯車をその身に取り込んで。
回れよ社会、回れよ回れ。スピンア歯車・スピンア社会・スピンスピンスピン…… [3]
そして社畜の悲劇は繰り返す。

そういえばいつの間にかゲームの話になってましたが、要は「電卓なんて幼稚園児でも使えるじゃん。そんな単純な電卓のひとつも自作できないの? 恥ずかしいなら作れるようになれば?」で論理回路を学んだり「どこかの誰かが作ったプログラム使ってマウスぽちぽち(最近だと画面タッチですかね)するだけの、まるでピクピク動く指先が本体であるかのようなヘボい存在でいることに満足できないなら、作る側の人間になってヘボどもの指を痙攣させてみれば?」的メンタリティでプログラミングを始めたりしてきた俺としては、
「既存のラノベが不満なら自分で書けば?」
という発想になるのは必然なのでした。


========

自分で書いといてなんですが、こんな駄文を皆さんよくもまあここまで読みましたね。
どうせ長すぎると苦情が来ることはわかっているので前後編に分割することにして、一旦CM。


[1] http://book.akahoshitakuya.com/u/236634 / http://book.akahoshitakuya.com/u/236634/booklist
[2] http://dic.nicovideo.jp/a/%E6%8B%9D%E6%89%BF
[3] http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%B3

2013年12月26日木曜日

この前このブログをみたらじおさんの記事から一ヶ月以上ブログが更新されていなくてまるで訳のわからない事言って場の空気を凍らせる串カツ君みたいになっていて可哀想だなと思って更新しに来たのだけどなんとレアキャラである「よしとみ」くんがすでに更新していて半ば更新の意義を失いつつもみなさんが再びブログを更新してくれるようになる事を期待してクリスマス(の次の日)である今日にブログをプレゼントとして更新させて頂きます

最近、と言っても大学入ってから朝御飯にパンを食べなくなった増田です。

夏休みの思い出について語るばかりで結局本来の更新を行う事なく今に至ってしまいました。今日こそ書きます。

前述の通り僕はここ一年くらい朝御飯にパン(パン屋の手作りを除く)を食べていません。一部の方にはすでにお話したのですがこれには深い事情があり、食パンなどのイースト菌(?)の匂いを嗅ぐと気分が悪く成る体質になってしまったためです。
そんなわけで朝御飯は必然的にご飯ばかり食べているのですがどうもバリエーションが少なく困っています。最近はあったかく、かつ液体も同時に摂取できるお茶漬けをよく食べるのですけどもこれも問題点がある事に最近気付きました。最後の方につれて食べるペースが落ちるのです。
「お茶漬けを掻き込む」とはお湯の中のご飯と箸、またはご飯とご飯がぶつかり合い、それらが相互に作用しあって初めて出来る行為な訳です。つまり残りの量が少なくなればご飯と箸の出会う確率は下がり、掻き込みにくくなるのです。もちろん啜って食べれば問題ないですが少ししょっぱいのがネックです。


というようにお茶漬けの問題点が浮かび上がった今、納豆、お茶漬けに続くご飯の食べ方を急募しております。オススメの食べ方、教えて下さい。


さて、今日の本題は一年前の教室での思い出についてです。なんかまた思い出話になるわけですが仕方がありません。(ここからの文書は丁寧語減ります)

みなさん、去年のクリスマスを覚えていますか?

僕は殆ど覚えていません。が、教室で自習(?)していたのは覚えています。

クリスマスの昼間過ぎ、教室にいるのは男子ばかり。「クリスマスなのに男子ばかり集まってるの悲しいな」とか話してたのを覚えている。因みに生物室で勉強していた人達はケーキを食べていたとかなんとか。
あの頃は確か学校は終わっていて、自習用として教室が解放されていた。それを利用して僕たちは「自習」をしていた訳だ。ごくごく初期は女子も教室に居たこともあるのだけど、次第に次第に姿を消し、最終的にはHN、「あす」さんがお昼に顔を出しにきてくれるだけになった。その事につきましては本当にすみませんでした。原因は去年の10月16日の串カツ君の記事を見てもらえばわかるはずです。
女子が姿を消した後になると教室にいるメンバーもほぼ固定化され、周りで起きることをすべて無視するスルースキルを持った鱸、福ちゃんの二人。女子が来なくなった原因の一端を担っているとされる串カツと僕、そして事実上その二人と並ぶカストロ君と2人(HNわからん)。が教室に棲息するようになった。

周りからはよくわからないグループと評され、たまに覗きにきたよしとみには「お前らを見てるとやる気なくなる」と言われ、他の人にもお前ら絶対まともな事にならないと言われたりした。「これで入ったら○○大学に現役合格!」とか言って遠くからゴミ箱に紙ゴミを投げたりした。ハリーポッターの魔法を再現しようと頑張った。カーテンをレールに取り付けるフックを使ったクレイジーな遊びをした。たまにキャッチボールもした。

そんな風にタダのバカやってるだけの集団にあの時期本当に救われてきた気がする。文化祭では精神的にギリギリまで追い詰められたのに対し、受験直前では逆に解放的な気分だったのは自分にとって大きな助けになった気がする。気がするだけかもしれないけど。


あれから一年経って思うのはまたあの時みたいにバカやりたいという事。
今は多分みんな勉強忙しいのだろうけど(串カツ君以外)終わった時にまた騒ぎたい。
来年、「また」熱海まで歩きましょう。


と、ここまでは思い出話でした。

ここから最近の話。

近況報告させて頂くと、僕はここしばらくバイトに力入ってます。
当初の目的であるパソコンはどうにか組むことが出来たので今度は自分の部屋で使えるように付属品を買っていくつもり。それが終わったらカメラ買いたい。D7100興味ある。それも買ったら殆ど中古品で出来ているパソコンのパーツをグレードアップさせたい。
そんな感じで限りない物、欲望に突き動かされバイトしてます。

ついでにもう一つ近況報告。
パソコンを買ったのはいいんですがOSが未だに入れられない。いい加減親や学校の仲間にも「市販の買え」と言われているのですがここで諦めるの悔しいし、興味あるので勿体無い。歯痒い思いしながらキーボード触ってます。

最後に超近況報告。
昨日風邪ひいた。
本当は昨日投稿する予定だったのに今日投稿することになったのはそのため。
37.4°c程度なのに辛い。
風邪ひいているけど直前で休みの報告入れる訳にもいかずバイトも行った。

辛い。



この時期の風邪、お気をつけあれ。
では良いお年を









追伸、We wish you a Merry Christmas〜って曲あるじゃないですか。
あれってよく聴いたら
We wish you a Merry Christmas,
We wish you a Merry Christmas,
We wish you a Merry Christmas,
And a Happy New Year.
と歌ってるんですよね。
なんかオマケみたいな感じで新年祝いしてるようで腹立ちますよね。

2013年12月24日火曜日

NHKのLIFEがおもしろい

11月12月が誕生日の人は少ないのでしょうか、割とここの更新を楽しみにしているので淋しいです。よしとみです。

浪人生活は、とろみのある緑茶のようなものです。時折罰ゲームのように感じられながらも、振り返ればさっぱりしています。

センター試験も迫っており、冬期講習の今、普段は会わない人に会うことが多々あり、輒ち(←試験にでるよ)感じることは、場所は違えど皆頑張っているんだということです。劇の台詞にもありましたな。

月並みなことばですが、このことの気付きはかなり僕を救ってくれます。鉛筆を持ちたくなり、手を動かしたくなります。計算がしたくなります。センター1Aを解きたくなります。困ったときの、みんなの味方、方べき接弦中線定理、方べき接弦中線定理。第4問も、すらすら解いて、期待値出して、さあ塗ろう。僕のは3ケタ答えは2ケタ、そしてつぶやくああ無常。

今日はクリスマスです。浪人生はさておき大学生のみんなはどうぞ良い夜を。シャンシャンシャンかな(^-^ゞ?

2013年11月5日火曜日

お祭りの季節ですよ!

 
お久しぶりです!じおです。
大学に入ってから「じお」というニックネームを言ったら、いつの間にか「じょー」になってました。不思議ですね。
 
誕生月に更新してなかったことには特に意味は無いです。元気にやってます(=゚ω゚)ノ
サークル等はESSと外語祭実行委員会に入りました!やはりお祭りごとから離れられなかったようです。ツイッターでいつもやたらと外語祭関連のリツイートをしているのはそのためです。
というわけでここでも宣伝させてください(*^^*)
 
11月20(水)~24日(日)
ちょこちょこ他大学の学祭が被ってしまってるんですが、5日間もあるのでお暇な日にぜひぜひ!
 
 
いろんな国、地域のおいしいものが食べられます!私が所属しているフランス語科1年はこんな感じのお料理を出します。
左上からポーピエット、オニオングラタンスープ、キッシュ(かぼちゃ、ほうれん草)、ガレット、クレームブリュレ、ガトーショコラです。どれもおいしいよ!
前売り券もあります。前売り券だと当日よりちょっと安くなるので、買ってくれる人いたら私に連絡くださいな(*^^*)
 
(世界中のお酒類も楽しめるので保護者の方々もぜひぜひ…!)
 
また、委員会の中でも私は語劇局という所に入ってます。2年生がそれぞれの専攻語で上演する語劇をお手伝いする仕事です。
語劇はホールの舞台で、しかも外国語で演じる劇なので、国高祭とは全く違った味わいがあってすごく面白いですよー(=゚ω゚)ノあ、もちろん日本語字幕付きです。
 
それでは、長々と宣伝失礼しました!
寒くなってきたので風邪に気をつけて~(´・Д・)」
 
 

2013年10月30日水曜日

bokuno natsuyasumi ~写真編~

増田です。
長々と続いたこの「僕の夏休み」シリーズもついに最終回。
今回は今までのっけきれなかった写真共をのっけます。

 船上編

 総練アイス。総員退船訓練(だったかな?)をやった日はアイスが出る。

船内唯一の自販機。もしかしたら実習生が知らない場所に他にもあるのかも。
ネクター、レモンスカッシュ、リボンシトロンは最初から人気が高い。
アイス抹茶ラテは意外とおいしいと話題になり徐々に人気になった。
外での活動がある日などには自販機に列ができ、ほぼすべての商品が売り切れる(コーヒー以外)。コーヒー飲むくらいなら水のほうがましだ。
商品は船内のどこかで保管してあるようで、朝の掃除の際に自販機当番になった者が新しいのを入れることとなる。

 東京湾の真ん中から。向こうに見えるのはディズ〇ーシー。
人里から隔絶された牢獄にいるのだということを早くも感じさせる。

海は広いな大きいな・・・

夕日だったか朝日だったかの写真。船の進路変わるし、陸見えないので時間がわからない写真は朝日か夕日かわからない。

 ここが甲板。毎朝、毎昼体操する。ヤシの実かける(前回の記事参照)のもここ。

船の窓からの光景。案外水面近い。波荒れてたら結構まずそう。
余談ですけど船にありがちなこの丸窓、スカッツルといいます。
さらに余談、丸いのはねじれに強いかららしい。
(逆に言えばねじれの力がかかりにくい船の上部では別に四角い窓でもいい。)
さらにさらに余談、スカッツルごとに内側に金属の重い蓋が上についている。
留め具を外すと蓋がバタンと閉じてくる。頭など挟んだらひとたまりもない。おお怖。


 瀬戸内海で停泊。なんか中国の詩人が詩でも詠んでそうな景色。
波もなく至って平穏。陸まで泳いでいけそうな距離のくせに地デジが入らないのには心底うんざりさせられたよ。


 ぬめりとした海面。iPhoneの待ち受けにでもどうぞ。

総練アイス(二度目)。このアイスを選択してくるあたり、仕入れ人のセンスが光る。


今回の実習では部活の先輩からの差し入れとしていくつかわけのわからないものをプレゼントされた。
それを僕ら一年生三人で分けたんだ。
分けるのを二人に任せたところ「増えるわかめ」「とろろ昆布」「乾燥昆布」の使い勝手悪いものの三大巨頭すべてが僕に押し付けられた。しかもどれもが業務用サイズ。
これは誰かに押し付けるほかにない。
船内にはあれだけの晩御飯を食べておきながら持ち込んだインスタント麺を食べる猛者がいる。
そいつらに押し付けよう!↓


 ウン。
増えすぎた。わかめと麺の体積がほぼ同じ。なんだこれ。
明らかに増えすぎたのだけれど食べてもらいました。ありがとうございました。

もっといいカメラが欲しい。強く思った瞬間。

上陸編

上陸回数は二回!新潟!下関!以上!

新潟上陸

新潟では友達数人で行動。完全な無計画のまま出発し、結局時間を持て余し残念な結果に…
でも楽しかった。
写真はほぼない。
同行した友達の一人の伯父さんがお菓子屋さん(最近三店舗目ができたとか。今月末には都心の某有名百貨店の物産展にも出店らしい)の経営主。よってお世話になりました。 
めちゃくちゃおいしいさまざまなお菓子、ありがとうございました。

下関上陸

前回の上陸での反省から今回は一人旅へ。写真撮りまくった気の向くままに歩き回った。行きたい場所は無理してでも行った。めちゃくちゃ充実感あった。

門司

 え、もしかして夕方の門司とかいいんじゃない?と思い、下船してすぐに門司駅へ。
のんびりとした一日の終わりに立ち会った。
 実は門司駅の周辺にも赤レンガの倉庫が。
下船中の規則に従って正服で行動していたら
「実習生の方ですよね?東京から来たんでしょう?あそこの光景もきれいだよ」と教えられた場所。
 写真では表現しにくいがグッときた。

外泊しない人たちは日没後には船に戻り、船で寝なくてはいけない。
下関に戻る。


門司港

二日目は船に乗って(実習の船ではない)下関から門司港へ。

 門司港レトロという観光スポットを巡る。
商船関連の建物が多く、興味をひかれる。

 めちゃくちゃ暑い

 門司港は焼きカレーが有名なんだとか。焼きカレーの店が周辺に多く存在している。
その中でも一番評判のよさげな店をググり、発見したのがこの店。
看板の色合い的がインド人が本場のスープカレーを食わせる店の雰囲気を醸している。
 実際は、こじんまりとした喫茶店のような内装だ。店の広さはさして大きいわけでもない。むしろ小さい店。
自分は開店とほぼ同時に入ったのだが次から次へと常連さんが入店しすぐにいっぱいになった。
これはあたりか!

ついに出てきた焼きカレー!
真ん中にはフライドオニオン、その下に半熟の卵が入っていてそれを崩して食べるようだ。
めちゃくちゃおいしかった。
量は見た目よりも多くて文句の付けどころもないくらい良かった。


小倉

その後小倉に移動。「おぐら」じゃなくて「こくら」。小倉は割と開けた土地。
ビルが並び 、ブックオフもあれば細かい飲食店やデパートもある。
立川レベルかも。

そんなところから少し歩いていくと
小倉城が現れる。
小倉城は小さな城で、中は資料館になっている。
庭園も入れる。
夏にはここでお化け屋敷をやるようだ。
ちょっと本格的。


ここでほかに行くところがないか携帯で調べてみる。
電車とバスを乗り継ぐとハマユウの群生地に行けるらしく、しかもこの時期はちょうど開花時期のようだ。これは行くしかない。
電車にバスに数時間。
よくよく調べてみると「ハマユウの群生地」の場所についての記述がサイトによって微妙に違う。
しかもgoogleマップがおバカなせいで住所を入力しても頓珍漢な場所を示してくる。
これは本当にたどり着けるのか…

どこだここ…
サイトのいうバス停で降り、敗北を確信した。
田舎すぎる。
ハマユウの群生地といった雰囲気ではない。というか何にもなさそう。
日陰も人の姿もなく、帰りのバスもしばらく来ない。
門限の時間も近づいている。
 泣きそうになりながら帰る。

三日目

下関でぶらつくことに。

なんか観光スポットあるのかと思いきやほぼ何もなかった。
♪ 山のなかへ 山のなかへ
 行ってみたいと思いせんか(正服、革靴で)

下関は特に何がある
というような街でもなかったけれどのんびりとした時間を過ごせた。

おまけ

実習期間が終わり、僕らは神戸で強制的に見放されることになる。
しかしそれは好機だ。
ただ家に帰るのなってもったいない。

そうだ明石に行こう


 明石。そういわれて人は何を思い浮かべるであろうか。
おそらくは「日本標準時子午線(JSTM)」をまず考える。
しかし、それが明石を通ることを知っていても実際に足を運んで見に行く機会というのは少ない。

割と静かなこの町の名所、明石市立天文科学館。
この建物の時計塔の部分が子午線上に立っているとういうのは有名な話。
この科学館のウリはそれだけでない。
 




これだ!!
 プラネタリウム!
かっこいいだろ!
これ撮るのに苦労したんだぜ!
これが巷で話題の現在動いている日本最古のプラネタリウムだ!
ちなみに「イエナさん」と呼ばれている。

 ↑名前のもとはこれ。
「カール ツアイス イエナ 社製」だから。
S〇NYのカメラを使っている人ならこの社名には少なからず聞き覚えあるはず。


かなりの枚数プラネタリウムの写真撮った後展望台へ。
明石海峡をしばらく眺めた後、ついに一か月の旅を終えた。


当初いやだった実習も楽しかったし、下船中もいろいろな発見ができた夏休みでした。
これで夏休みの生活についての発表を終わります。



Mileage makes champions.




かの有名な生物教師ita3は言った、
「常に新しい時間と空間での充実を!!時には黙々と」と―――



お久しぶりです。トヨマネです。
さっきクラスの共用アカウントにログインした流れでグッチ見せの動画を観て、自分の早口と滑舌の悪さ、そして猫背に驚愕しました。
猫背は大学に入ってかなり治ったと思います。
近況報告をします。

だいたいの人は知っていると思いますが、僕は大学でボート部に入りました。
よく間違えられますがヨットではありません。カヌーでもなければカヤックでもありません。ボートです。
ボートって何だよ、という人は(基本そうだと思いますが)東大ボート部の新歓PVを観てもらえれば、何となくどういう競技かはわかってもらえると思います。→http://www.youtube.com/watch?v=yJqCoflv-hA&feature=youtu.be
簡単に言えば、2000mをいかに速く漕ぎきるか、それだけに命を懸けるというスポーツです。陸上の中距離に似ているところがあると思います。
そんなボート部になぜ入ったかというと、僕はもともとアウトドア系のスポーツに興味があり、ワンゲルや自転車、ヨットなどいろいろ考えていたのですが、試乗会に行ったのをきっかけに、ほとんど入る気のなかったボート部に魅力を感じ、最終的にボート部に落ち着いた、という次第です。
このボート部、正直に言って練習はキツいです。部活です。ガチです。
練習だるいなー、と思うこともあります。食堂で女の子とイチャイチャするテニサー共を見て殺意を覚えることもあります。(僕の代は男:女=19:1です)
ですが、辛い練習を乗り越えて勝利を手にした時の喜びは、何ものにも代え難いものがあります。
勝つとボートは死ぬほど楽しい。これはガチ。

そんなわけで、僕はいまとてつもなく充実した日々を送ることができています。

目下の目標は、四月の下旬に行われる一番のライバル大である一橋との対校戦「東商戦」で一橋をぶっ倒すことと、新歓で国高の卒業生を東大ボート部に入れること、そして、女子をいっぱい入れることです。

ではまたいつか。

2013年10月29日火曜日

勉強とカエルと私


どどーん。 

カストロです。お久しぶりです。

今年こそ甲子園と日本シリーズを思う存分見るぞ!と思っていましたが足踏みして見れていません。

今年は野球界いろいろあったんですけどねー



本当に睡眠学習ができないかなんて考えながら今日も寝て・・・



うそです勉強しています。皆さんはどうしているのでしょう。






浪人生になってからなぜかカエルに愛着がわくようになりました。

カエルの可愛さにやられてしまったのです。

カエルの何を考えているのかわからない顔がいいんです。

今は毎日勉強とカエルのことでいっぱいです。

なんなんでしょうか。浪人して頭おかしくなったのでしょうか。

とにかく今はそんな感じです。



「大学に入ったらやりたいこと決まるかなー」

と思っていましたが、なれなかったものですから

「じゃあ考えてみよう」と思ったらこうなってしまいました。

今思えば入る前に大体決まってよかったなーと思います。

そういう時間ができたという意味では浪人は必要だったかな、

と選択権がないくせに浪人を肯定しています。

多分一年くらいどうにかなるでしょう。



あとは入るだけなんですがねー そこが問題です。

もう一回あの生物おじさんをぎゃふんと言わせたいものです。

受かったら腰に抜かしませんかね(笑)



と、いうわけでやるしかないですね。

また会えるとうれしいです

アディ・・

ではでは。


(私事ですが携帯は壊れているので悪しからず。)

2013年10月27日日曜日

僕の夏休み ~生活編~

なんかもう気候も急に涼しくなってきてしまって10月の最後の日が誕生日の僕がわくわくを隠し切れない、そんな時期になりましたね。
増田です。

前回大好評(だったと思うし、そうに違いない)だった「船内で缶詰にされた悲劇の夏休み」についての記事の続き書きます。

船内生活編


 まさにこれ。ほぼこれ。この作業服しかほぼ着ない。
夏ということも考慮されて訓練所の青い作業服も貸してもらえるので学校用のこの作業服とそれの二着を回して一か月しのぎます。
 中のシャツだけ洗濯して作業着にファブ〇ーズしておけば一着につき2、3日は持つので実は苦も無く回せる。

 実は特定条件下では私服も着ることあり。


今回の実習では何回か上陸する機会があったのですがその時は学校の正服を着用する義務があり正服着ます。ちなみに「制服」ではなく「正服」。間違えてるわけではなく何故かこう。
 ↑正服の帽子。何となく正服の写真あげるのめんどくさいので(画像処理あんまりしたくない)帽子の写真で我慢ください。
正服は大体海上保安庁のマスコットキャラクターのそれに似ているような似ていないような感じなので参考にどうぞ

うまい。とにかくうまい。
量多い、おかず多い、基本的にご飯お代わり可能、豪華、素材割と良い、実は安い(らしい)。
デメリットといえば食堂が狭い事と太る人が続出したこと、大体の場合急いでかき込むことになるのであんまり味わえないことくらいですかね。

 土用の丑の日にはウナギ。
 和食に見えて純和食ではない
 ハンバーグ…ではないのかね。
 えんびフライ(わかる人だけわかればいい)
たらみのゼリー好きだわ。

 何故ハートにしたし…
 下関出港日の晩に出たフグ刺し。
辛そうで辛くない少し辛いといえば少し辛い気もしなくもないカレー
大きい鍋で作るからなのか肉は柔らかい。
うまい。

住 

六人一部屋。
部屋によって微妙に形は違うが、うちの部屋は扉のすぐ横に二人分のベッドが縦に。
そして部屋の奥(撮影位置)に小さなテーブルとベンチ。
それを挟むようにして二台の二段ベッドが設置されている。
各部屋ごとにヤカン一つとコップが人数分貸し出されている。
写真内で安全靴のまま半分寝っ転がっている不届きものは自分ではない。

乗船した直後の自分のベッド(業界用語では「ボンク」という。「ボンク」でググると似たような画像がたくさん出る)

基本的に自分のプライベートな空間と収納はこのベッドの上とすぐ下にある引出だけ。
引出は鍵をかけられるがこの船が建造されてから30年だか40年は経っており、それ以来一度も変わっていない引出なのでガタガタ。開かないけど鍵は頼りない。

ちなみにベッドのベースの部分にあたるこのストライプの物体、たぶん中は藁。
ストライプの何か→毛布→シーツ 
の順に重ねて布団になる。
毛布の作り方は毛布をそれ用のシーツで覆うだけ。
毛布は軍用毛布みたいなやつ。
訓練所では実習生が降りた後にクリーニングに出すのだが、クリーニングに出すのはシーツだけだという罠。
念のためフ〇ブリーズをかけるがちょっと心配。日干しも出来ないのがつらい。


その他日常


体操。
甲板で体操。ラジオ体操ではない独特の体操をする。古くは海軍の体操に端を発するといわれているが真相のほどは定かではない。
掃除。
自分たちで掃除場所を割り振り掃除をする。トイレ、食堂など。甲板では恒例行事である「甲板流し」が行われる。みんなで一列になってヤシの実を半分にしたブラシでしゃがみながらこすっていく。甲板(デッキ)なのにデッキブラシを使わずに辛いことをやる。




授業
 教室。船の中とはいえ止まっているときは授業もある。
そこそこの人数が集まる部屋のくせに黒板の位置が低かったり席に高低差がなかったりするのでものすごく授業に不向きだと思う。

夕方

巡検。
また掃除。朝と違い掃除の達成度を身に見回りが来る。ボンクが汚いとダメ出しを受ける羽目に。

そのあとに自由時間。

消灯時間までは風呂に入るもよし、テスト勉強するもよし自由な時間。
この時ばかりは私服が認められている。

実は船内に運動室がある。サンドバック、筋トレの道具(フォールディングベンチとかいうのやおもり)、卓球台、壊れかけのロデオボーイ、簡単な釣り具、木刀、くさーい練習用ボクシンググローブ。結構そろっている。
 となりには小さな部屋が二つある。
一つはボードゲームなどの部屋。人生ゲーム、将棋、オセロ(リバーシじゃなくオセロだった)、ジェンガ。
もう一つはギターの部屋。古いギターが置いてある。ギターだけでなく替えの弦、クリーナー、巻き取り機、ピック、スコアなどのグッズが案外豊富。ちなみに同室にはテレビもあり、自由時間にテレビも観られる。電波が繋がるものならね。(さして陸から離れていないようでも地デジが入らないことが多い)

↑ここぞというときには繋がるのがありがたい。

写真はないが別に図書室などもあり。
数学や物理、情報通信系の本も多いが普通の図書もある。
伊坂幸太郎の「マリアビートル」を空き時間をぬって二日で読破。

 以上で夏休み報告、生活編を終わります。
次回で最後にします。勝手に頑張ります。

2013年10月17日木曜日

子供「おなかとせなかが くっつくぞ♪」 …しかしここでひとつの疑問が生じる。

『おなかのへるうた』
どうして おなかが へるのかな
 (生命の維持や肉体の稼働にエネルギーの消費が必須であり、その補給が不可欠だからである。しかし、「何故腹が減るという感覚が発生するのか」という問いに対しては、エネルギーの補給を本能という強いレベルで強制し完遂するためであると答えるのが適当であろう)
けんかをすると へるのかな
 (ケンカにより平常時よりエネルギーの消費が激しくなることは間違いないと考えられる)
なかよししてても へるもんな
 (ケンカは腹が減る一因に過ぎず、ケンカをせずともエネルギーの消費は止まらない。また、仲良くすること自体もエネルギーの消費を必要とする行為・状態であることに留意すべきである)
かあちゃん かあちゃん
 (この箇所は父子家庭等の一部の子供への配慮が必要であろう)
おなかと せなかが くっつくぞ
 (!!??)


日本の童謡には謎が多い。個人的には
「童謡『ふしぎなポケット』におけるポケットを叩くとビスケットが増える事象について、枚数の増加をビスケット破砕のメタファーと考えると幾何級数的増加が想定されるにも関わらず、ビスケットが一枚ずつしか増加しないメカニズム或いはその歌詞の意味に関する考察」
とかも捨てがたいテーマだが、今回は上記の『おなかのへるうた』について考察しよう。

●「おなか」と「せなか」の定義の曖昧さ
・脇腹
脇腹が脇か腹かと問われれば、多くの者が腹だと答えるであろう。そして、脇腹は背中の皮と一枚続きである。
すなわち、脇腹の背中側において腹と背は初めからくっついているといえるのだ。
・臓器
少なくない臓器が「腹」と呼ばれる。腹が痛いと言えば高確率で筋肉か内臓だ。そして、背骨は名前の通り背中であろう。
これらの事実の意味するところは、腹(臓器)と背(骨)は初めから接しているということだ。

以上のことから、腹と背は身体の内外で「くっついて」いる。
しかし歌詞では、まだくっついていないことになっている(この点には議論の余地があるかもしれないが)。すなわち、この歌では腹と背の定義が極端に狭いことがわかる。

●歌詞の曖昧さ
「おなかとせなかが くっつくぞ」の箇所は、回避行動を怠った場合に想定される未来を予言しているともとれるし、食事を強制するため何者かに脅されている(或いは何者かを脅している)ともとれる。
どちらの解釈においても、歌の時点で腹と背はくっついていないことが読み取れるから、以降はこのことを前提として議論を進める。

●腹が減るということ
そもそも、腹が減るとはどういうことなのか。
「おなかとせなかがくっつく」という表現から、胃か腸の内容物の減少と考えるのが妥当な解釈であろう。
前述のように腹や背の定義が狭いと考えると、これらの解釈には不自然な点は無いように思われる。

しかし、童謡である。多少の理不尽が許容されることを考慮すれば、「おなかがへる」という表現が言葉のままの意味である可能性はあり得ないだろうか。
この童謡を聞かせる・歌う対象となる児童は、腹が減ることを本当に「おなか(そのもの)の体積が減少する」ことを想定していることも十分に考えられ、この解釈が不自然だとは言い切れない。

●そもそも本当に腹が「減っている」とは考えられないか
空腹になることと腹が「減る」ことを同一視するには、「腹とみなせる器官の内容物が、その器官或いは腹の一部であるとみなせる」ことが必要かつ十分であろう。
では、ここで想定すべき腹の内容物とは何か。無論、胃なら食物、腸なら排泄物である。
では、これらは我々の肉体の一部と考えられるのだろうか?

食物はそのままでは我々の一部ではない。
食物を口に入れる。
咀嚼し、唾液で一部成分の分解がはじまる。
飲み込み、胃へと落とす。
胃の内部で分解・消化される。
次の消化器官(小腸?)へと送られ、養分が吸収される。
残りカスの水分が大腸で吸収される。
排泄される。

上記ステップのどこからどこまで、食物は我々の肉体の一部だと言えるのだろうか。
まず、養分が吸収された時点から我々の一部であることに異論はないだろう。
ではそれ以前、たとえば食物を飲み込んだ段階ではどうなのか、ここでは意見が分かれる。
これが水だともっとややこしい。
水を摂取すれば、胃液と混ざり一体となる。ということは、水ならば喉を通過し胃に入った時点で我々の一部となっていると言えるかもしれない。
しかし、ここでまた別の疑問が生じる。胃液は肉体の一部と言えるのか?
これはなかなか微妙な問題だ。
たしかに胃液は肉体で生成されるが、常に肉体と分離されており、嘔吐により、完全ではないにしても即座の排出が可能である。
水の場合と似ているのが、二酸化炭素である。二酸化炭素を構成する炭素は肉体の一部であったものだし、二酸化炭素が肉体で生成されたことは間違いない。しかし、血管から肺へ出てきた、呼吸により排出可能な二酸化炭素は、果たして肉体の一部だろうか?

ここで疑問点を少し整理してみよう。

1. 即座に排出可能である胃液は肉体の一部か否か。
2. また、同様に即座に排出可能な二酸化炭素や排泄物は肉体の一部か否か。
3. 同様に即座に排出可能である消化中の食物は肉体の一部か否か。
4. 3がnoなら、食物はどの時点から肉体の一部とみなせるか。

空腹時には胃の中に食物はほとんど無いであろうから、上記の3がyesならは、空腹と腹が「減る」こととは同義と見なせるであろう。

逆に、3がnoならばどうか。
この場合は1と2を考慮する必要がある。
まず、2がyesならば3もyesとするのが自然であるからここでは考えない。

1と2が共にnoであるなら、「即座の排出が可能でない器官を肉体の一部と定義する」という一貫した視点があるのだろう。この場合、抜けかけの乳歯や爪などが肉体の一部と考えられるか否かで別の疑問が生じるが、少なくとも食物についてこのような曖昧さは無いのでここでは議論しない。
この観点からは、腹の内容物の増減こそあれ、腹そのものは「減る」ことがないと結論できる。

では、1と2で答えが異なるとすればどうか。考えられるのは「肉体にポジティブな作用を及ぼすか、そうでないか」の差異による判定である。胃液は消化に貢献するが、二酸化炭素や排泄物の排出は、不要物を捨てる以上の意味はない。
この観点で見ると、食物はその一部とはいえ肉体や生命の維持に貢献するから肉体の一部と考えることができる。
つまり、空腹を腹が「減る」と表現することに正当性を見出だせるのである。

●だからなんなの
ここまで、腹と背はくっつくものか、加えて腹は本当に減っているかどうかについて考察した。
そして、
・腹と背がはじめからくっついている説
・腹と背はくっついていないが、腹は「減る」ものであり、子供がそれを怖れる(ことを想定している)説
・腹と背はくっついておらず、そもそも腹も「減る」ことはない、減るのは内容物でありこれは腹そのものとは見なされないという説
の3つの説を発見し、それぞれについてその根拠を得た。

我々が何気なく歌ってきた童謡にここまでの自由度があること自体は驚くに値しない。いわゆる、大人の視点から解釈した児童文学などに見られる、曖昧さを原因とする解釈の可能性の広さ(すなわち奥深さ)と同質のものであろう。
しかし、文学や和歌においてこうした考察は盛んに行われているが、童謡についてそうした話はなかなか聞かれない(童謡『かごめかごめ』などはその数少ない例外である)。

我々は幼少期に刷り込まれた知識ほど根拠なく受け入れ、頑なに信じこみがちである。
だからこそ、新たな知識や思想をもって、自らの感性や思考の基礎となっているかもしれない幼少期の知識や記憶を整理し再解釈を行い、矛盾や不合理の排除を試みることは重要であろう。
今回の考察をその試みのひとつとして、皆さんの意識の中に埋もれる曖昧な基盤を安定させ、より強固なものにすることに貢献できれば幸いである。




珍しくマトモ系の文章書いたら疲れた……
今更ですが、コメント欄が解放されたので意見などあればそちらにどうぞ。
では、アディダス! (スペイン語で「さようなら」の意)(頼むから流行れ)

2013年10月6日日曜日

⊂( o )⊃

こんにちはこやまです⊂( o )⊃
誕生月に更新しそびれたのでなんとなく更新しにきました⊂( o )⊃
今はこの顔文字がブームです⊂( o )⊃
いっぱいいるとだいぶウザい⊂( o )⊃⊂( o )⊃⊂( o )⊃⊂( o )⊃⊂( o )⊃

京王井の頭線って可愛い子がおおい気がします


どこにいってもなにしてても人間はあんまり変わるもんでもなくて、ゆるゆる好きなことして毎日過ごしています
人生で今が一番、好きな事のために自分で動ける時間だと感じます
この夏は3400の人も結構会えて、みんなあんまり変わってなくて嬉しいです


卒業して成長したことといえば、グラフィック能力?です
サークルで、パソコンで色々つくる技術がめきめき向上してますIllustratorと仲良くなっています楽しいすごく
文化祭の広報のときにこの技術があればとおもうばかりだよね!



去年のこの時期は、

「人生の、ピークが終わったんだ
…よし、しのう⊂( o )⊃☆」

と割と真剣に思っていました
そこから1年という月日が経って、まだ生きてますが、新しいたくさんの出会いがあったり、考え方がちょっと変わるようなものに触れられたり、なんだか捨てたもんじゃないな!と!
おばさんになる前にしにたいとか介護されるまえにしにたいとか、思わなくもないですが、きっと生きてれば何かしらありますね!


では⊂( o )⊃
秋は食欲にきをつけよう

2013年10月4日金曜日

この世界にて最も蔑まれるべき悪徳

串カツです。
チャリで片道30分(当社比)な通学路を常用していますが、大小様々な幾つもの道と交差し、その内には朝晩は交通量のほとんどない道との交差点もあります。
「なんでこんなところに信号が付いてるんだ」とぼやきたくなるようなものもあるのですが、得てしてイライラは重なるもので、合法・違法問わず信号を突破しようと試みるうち結構な割合で、許しがたき愚行を目撃するわけです。


律儀に赤信号を守っていたくせに、誰かが無視するのを目撃すると急に考えを変えて我先にと赤信号を渡り始める愚民共


許しがたいですね。何が悪いって、自身の価値観・行動原理がこんなに簡単に他人に影響されるような薄っぺらい人間が、いかにも「私は遵法精神旺盛な模範的市民ですよ」と言いたげに信号を守ってるかと思えば、突然「先に渡った奴が悪い」という思考回路に切り替わる、こんなのが相手ではおよそ法律などお説教以上の力は及ぼしえないでしょう。
まず、「自身に直接関係ない他者の行為が法より優先的な判断基準となりうる」というのが最低ですね。他人の後に続いて赤信号を渡るというのは、他者の悪行は自身の同罪の(少なくとも精神的な)免罪符たりうるという考えによるものです。
暴動のさなかであれば、どさくさ紛れに関係のない人間をボコボコにしても良いのでしょうか。通り魔を目撃すれば自身も人を刺すことが許されるとでも思っているのでしょうか。
程度の問題こそあれ本質的に同じことですし、そもそも悪の程度はここでの議論で問題としていません。
悪行そのものを問題にしているわけではないのです。法律なんて、場所や時代によって大きく違うものですし、そこに人間としての絶対的な評価を持ち出すのはナンセンスです。(宗教関係なんてその最たる例でしょう。)

真に問題なのは、奴らが自身の中にある程度まとまった善悪の観念や行動原理を持ち合わせていないということです。
たとえ違法でも自らの信念に従って行動し、民衆や世界から賞賛される人間は沢山あります(例えば人権運動家など)。一方、それが悪として裁かれる人もまた少なくありません(戦犯やテロリストなど?)。
しかし、彼/彼女らの行為は本質的に「法より自らの信念が優先される」という点において同一です。実際、善悪の評価が時代と共に入れ替わった人も枚挙に暇がありません。一方で、「信念より法が優先される」という価値観は一般的な法治国家で望まれる市民の在り方ですし、そうある人々はそうでない人々より圧倒的な多数でしょう。
しかし俺は、このどちらもまたある観点からは本質的に同じだと考えます。それは、「自身の行動に合理性を見出だしていること」です。理屈を付けられるという次元ではなく、はじめから持っている理屈に沿って行動を選択できるということです。しかし、他者に続いて赤信号を渡る輩にはそういった行動の核がない。

周囲の人間の猿真似をするだけなら、群れで空を飛ぶ鳥にだって、群れて川を泳ぐ小魚にだってできることです。コンピュータなら、5分もかけずに理解できる程度の簡単なプログラムで再現できてしまう程度の稚拙な振る舞いです。
他者の言動のみによって決定されない自身の価値観があるからこそ人間としての意思決定に尊さが認められるのであって、ピンセットでつまめる程度のサイズの脳と同じことしかできないような腐った肉塊の、一体どこに知性が宿っているなどと言えるのでしょう。
奴らはヒト未満です。自分の行動も自分で決められないようなら人間名乗るのをやめてしまえ。

我々はそういった愚かで矮小な存在になりたくない。いや、なってはいけない。
自身の言動を自ら決定しその責任を負うことができる、それこそ人間の知的生命たる所以であり、人間の尊さの根源であるのではないでしょうか。ならば我々は自らの価値を賭けてこれを体現するまでです。


というわけで、俺はこれからも一番乗りで赤信号を突き進み続ける一番星でありたいと思います。
そして運悪く警官に咎められた暁には、素直に叱られ、或いは罰を受ける覚悟です。

2013年9月30日月曜日

僕の夏休み ~概要、作業編~

前回のブログ更新から大分時間が経ってしまいましたがやっと更新です。
元石崎の増田です。

自分の通っている大学では毎年一か月くらいしか夏休みがありません。
どうして一か月しかないのかと学生支援課に聞きにいってもわからないと言われました。
仕様のようです。

まぁひどいことに一年次はこの一か月少々の夏休みに一か月の航海実習とやらがあります。
それで夏休みは丸つぶれです。
今回は夏休みを潰した憎き航海実習についてお話ししようとおもいます。


そもそも航海実習とは何ぞや?
この大学は船乗り養成学校なので入学した生徒のちょうど半分は船乗りの資格である「海技士」の資格を取ります。しかしこの資格、一年間分の乗船履歴が必要でして一年生から三年生まで一か月づつ、四年生になって三か月の乗船をします。
そして残りの六か月間大学卒業後にまとめて航海します。

ってことで僕たち一年坊主は一か月の乗船を行ってきました。

今回乗った練習船、『大成丸』
これが結構大きくてかっこいい。(全長124メートル)

ルートは大雑把にいうと
東京→(青森を周って)→新潟→下関→神戸
といった感じです。

こんな航海どんなことを行ってきたのかポイントごとに紹介します。

何をしたのか?
船乗りの資格を取るための実習と授業です。
航海中は船を操縦する航海士のための実習である「デッキ」と船を管理する機関士のための「エンジン」の二部門を交互に行い、停泊中は船内にある教室で授業を行います。

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まずは「デッキ」
これは主に船橋(操縦室みたいなとこ)での実習になります。なので基本的にはデッキ(甲板)より上にいるのですが船の下のほうにいる機関部との区別としてこう呼ばれています。
↓船橋
仕事は
↓地図作業

↓watchkeeping

















↑この緑の双眼鏡、本当は外に設置して使うもの。手で持つとめちゃくちゃ重い。

















 ↓方位の確認

ほかにも操舵のような「the 船乗り」みたいな作業もあったのですがなぜか撮り忘れました。
ちなみに写真に写っている緑の双眼鏡はウン万円するそうです・・・
あとになって知りました。
写真は友達に作業後にこっそり撮って貰いました。

作業内容はみなさんご想像の通り船乗りっぽい仕事です。
〇レーダを見てほかの船がどこにいるのか調べたり
〇GPSやクロスベアリングで現在位置を地図に書き込んだり
〇気温気圧湿度天候を調査したり
〇双眼鏡や肉眼で海面の状況を確認したり。

天候がいい日だとすごくのんびり楽しくやれます。
マンボウやトビウオやクラゲは何匹も見ましたし、たまーにサメの小さいようなのがいたり、海鳥と並走して間近にその姿を確認できます。
また夜になれば星空がキレイに見えたりと結構おいしいです。

ただそれは天候が良ければの話です。ちょっと波の立つ日では戦場になりかねません。
船橋は高いところにあるので揺れはもちろん大き目に感じることになります。
人によってはバケツに抱きつき続けることに。
僕は人生で一度も乗り物酔いしたことがないような人間ですので全然大丈夫でしたが、船橋中に響き渡る液体がバケツにドボドボと入る音や、喉から発する派手な音には心底うんざりさせられました。

船酔いって辛いんだなと心から同情しました。

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お次はもう一つの部門「エンジン
僕の所属学科は将来的にはこちらが専門になります。
こちらの作業は
〇エンジンルーム(E/R)内を周って異常な音を出す機械がないか調べる
〇ボイラーの点火、タービンの始動などの航行準備
〇E/R内の機器の状態の記録
〇船内空調機器の管理
が航海での仕事になります。
こちらの部門は本来航海中にいろいろと仕事をすることはないようで基本的には点検保守。
一応実習なので作業はしましたがわかりやすいデッキと違い何やってるのかさっぱりです。

特徴は熱い事と暑い事。
E/Rは基本的に暑いものなのですがこの船の「蒸気タービン」というシステムのエンジンは本当に暑い。近くで300℃を超える高圧蒸気が流れているので容赦なく暑い。
行動の基本となる制御室のフロアで40~50℃くらい。一番暑い場所で75℃くらいの気温になります。
そんな中、長袖長ズボン、ヘルメット着用で6階建て(ボイラーは縦に長いので)を上ったり下りたりします。
おかげさまで35℃くらいの場所に移動すると涼しく感じてしまうという。

メリットはごちゃごちゃと並んだ機械を眺め、配管を追うのが楽しいということ。
この凄さを写真で伝えたかったのですが携帯など持ち込もうものなら絶対に壊れるので一枚も写真が撮れませんでした。

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出来ればもっともっと書きたいことがあるのですが記事が長くなりすぎるのでこの辺で「概要、作業編」を終わります。
次回は船内生活とかについて書きます。
お楽しみに。